詩吟親子体験教室では、五色百人一首かるたも子供達にとっては楽しみの一つで、1〜4講までは二十枚ずつかるた取りを楽しみました。
受講者が体験学習するのは、和歌の吟詠に絞りました。漢詩の吟詠は聴いてもらうだけに留めて学習しました。
講師陣には日替わりで有名詩を熱吟していただきました。
教室では、
➀自分から進んで挨拶しよう
➁大きな声で歌おう
➂姿勢を正して学ぼう
を呼び掛け、守れた子供にはご褒美シールを受付で貼りました。
他にも出欠はもとより、五色百人一首かるたの班分け、取れた札数のチェックと大忙し。
子供達の覚えはピカ一で、他にも吟詠してもらおうと須磨とゆかりの百人一首(78番 淡路島 )も取り入れ指導。百人一首(24番 このたびは)と両方練習しました。
いよいよ最終日綱敷天満宮で学業成就の御祈願を申込み、祝詞をあげて頂いたあとに、和歌(このたびは)を
心をこめて吟詠奉納。
さらに社務所会議室を使わせて頂き、改めて成果発表会。 当初は僅か五回の教室だから独吟(独りで吟詠する)は負担になるから、希望者だけのつもりが、初日からの受講者の積極的な取組に助けられて、終わってみれば全員が独吟により体験学習の有終の美を飾られました。私達は当たり前ですが、受講者は初めての体験であるのに、これは大変な快挙です。
出席者皆充実の中に閉講宣言。
そのあと記念写真をとり、簡単な茶話会で一言ずつ感想を頂き解散。
少し前に呼びかけていた延長教室にも応じられる家庭が3件出て、講師陣も更に感動。綱敷天満宮を出て、近くで慰労会をして、暑い夏のチャレンジ行事が無事に大成功で終了しました。
お世話側にも受講者側にも感謝で一杯です。有難うございました。
( 記 藤原摂鵬 ) |